2014年12月7日日曜日

ROCKTHEPLANETという映画の側面

東日本大震災が起こった直後、世の中が騒然とする中
どうすることもできず、ただTwitterで流れてきた被災地の情報や
援助の情報などを 公式・非公式、RTするくらいしかできず
自分の実行力の無さ、無力感に打ちひしがれている頃
DELIさんや太郎さんをきっかけにOPKを知りました。

当時は原発事故についてもまったく知識が無くて
原発が爆発した事のリアリティや、ましてや自分が住む東京まで
放射性物質が届いているなんて思ってもいませんでした。

そこから少しづつ情報を集めていくにつれ
原発やその奥にある社会構造の矛盾に気が付いて

大地震直後に持っていた無力感やもどかしさみたいなモノが
落ち着くどころか日増しに大きくなって行き

映像や音楽でそのもどかしさや伝え無ければいけないモノを
直接表現し実践している横川さんやDELIさんを見て
うらやましくも感じていました。

今まで約15年、アニメーションと言う同じ「表現」に
近しい場で映像制作に従事していた者として
自分が持つJOBがこの現状においてなんら実効性を持たない事に
ずっともどかしさを感じていました。

そういった思いから横川さんの動きのお手伝いをするようになり
3年半を経て今日の映画プロジェクトとへとつながるのですが

この映画で伝えたい事、それはもちろん
DELIさんのHIPHOPという生き様であり
HIPHOPという音楽文化の理念ですが

プロデューサーとして、制作サイドとしての思いは
そういったこの3年半の情念が詰まったものでもあります。

そういう側面を持たせる事が出来るのも「映画」という
コンテンツの力だと思ってます。

すこし私的な内容になってしまいましたが
映画ROCKTHEPLANET 鋭意制作進行中です。

                               













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